FARMERS & KIDS FESTA 2012
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協賛企業等インタビュー >中西圭三さん



中西さん
 ファーマーズ&キッズフェスタの趣旨にご賛同いただき、2010年の第1回開催からご参加いただいている中西圭三さん。毎年、ライブや「ぼよよん共和国」プロジェクトによるテント出店で会場を盛り上げて頂いています。今回は中西さんに、子ども達に対する思いや「ファーマーズ&キッズフェスタ」への考えなど、様々なお話をいただきました。


ファーマーズ&キッズフェスタにご賛同いただいたきっかけは?

 以前サンフランシスコに滞在していた頃、「SHOW-BIZ」と「WORK」は似て非なるものなのだと思い、自分は何をすべきかを考えました。その時、僕の「WORK」は、地元・岡山県と、子ども達のために活動することだと思い、地域に根ざした活動や子どもを対象にした活動を始めました。
 そんな時、岡山県出身の農業者と活動する機会がありました。実はその方がファーマーズ&キッズフェスタ初代委員長で、その繋がりからこのイベントを知り、“子どもと農業をつなぐ”という主旨にも賛同しました。


「子ども」というキーワードは、以前からお持ちだったのですか?

 そうですね。音楽というモノ作りをしている存在としては、子供って「憧れの存在」なんですよね。イノセントで、ストレート。瞬発力でグッと行く。僕の仕事も、ときめきを失ってはダメですし、そうした要素がモノ作りに必要なのです。一方で、僕が積み上げてきたものを子ども達にフィードバックもできると思っています。子どもの反応って、凄くストレートですよね。良きにつけ、悪しきにつけ、何かを感じてくれる。音楽でワクワクしてもらう。それは自分にとっても大事だと思っています。
 それに、子ども達の向こう側には、お父さん、お母さんがいます。子どものことを第一に考え、自分の時間や思いを二の次にしている親御さんも多いのですが、そのタイミングだからこそ出会える音楽もあります。例えば「ぼよよん行進曲」は、“今を頑張れば新しい視界が広がるよ、そして高いところで行こう”というメッセージを込めています。この曲は、子ども達に向けて作った曲ではありますが、親御さんへの応援歌でもあるのです。

 
↑昨年のブースの様子。皆さん盛り上がってます!


子ども達を通じて、様々な広がりが生まれますね。

 ファーマーズ&キッズフェスタも、別の角度から見れば、広がりの一つです。農業は生きる基本であり、伝統を学ぶ場でもあります。僕ら消費者は、意識を持って理解と感謝をすべきであり、子ども達がそこに触れるこのイベントには、強い意義があると感じています。


中西さんは当イベントのテーマソング「We know 愛 農」も作成いただいていますが、この曲に込めた想いをお聞かせください。

 「待っていても始まらない。自ら種を植えて収穫していこうよ」というアクションの必要性や、「先を目指そうよ」という気持ちを込めています。
 また、この曲は、“音楽ビジネス”とは別方向にある音楽です。自ら作った音楽を、自らが伝えていき、人の心に種を植え、聴いた方々が育てていく、そういう曲を目指しています。
 音楽ビジネスにとらわれない曲作りを始めた大きなきっかけは、五島列島でのある出会いです。五島列島の一つ、奈留島の高校生が、松任谷由実さん(※当時は荒井由実さん)のラジオ番組に「校歌を作って欲しい」と投書したところ、彼女が「瞳を閉じて」という曲を贈ったそうです。その曲は色々あって校歌にはならなかったけれど、校歌に準じる「愛唱歌」として今も歌い継がれています。僕はその島で、高校生が歌う「瞳を閉じて」を聞き、感動して涙が出そうになりました。その時、“これが音楽だよな” と感じました。
 “作りたい”という想いから作った曲が、ずっと歌い継がれていく。僕もそんな曲を作っていきたい。その一つの形が、「We know 愛 農」です。


↑ライブで熱唱する中西さん。写真は一昨年の様子。


当イベントの特別ライブでお聴きできることが今から楽しみです!
ところで、今年はどのようなお取組みを予定されていますか?

 今年も、ステージでは音楽ライブを、ブースでは「ぼよよん共和国」として出展します。
 ステージでは、昨年もコラボしたYou-suke君と、彼を中心に集まったコーラスグループ「Knowledge Staple Singers(ナレッジ・ステープル・シンガーズ)」と共演します。You-suke君は、普段は埼玉県の若手トマト農家なので、僕は彼を「兼業ミュージシャン」と呼んでいます(笑)。彼とは「育っていく何かを形作って行けたらいいね」と話をしています。
 ブースでは、子ども達に何かを伝えたい仲間達と一緒に、様々な出し物を検討しています。

 
↑昨年のYou-sukeライブと「ぼよよん共和国」ブースの様子。今年の内容も乞うご期待!

最後に、ファーマーズ&キッズフェスタへの意気込みをお願いします!

 昔、農業の現場には歌が付きものでしたよね。その感覚で、生活の中に音楽があるといいなと思います。歌うとストレスも軽減されますし、日々の辛い事を乗り切る力になるはずです。そんな「農業的音楽生活」が広がっていけばと思いますし、想いが継がれていくきっかけになればいいなと思います。
 また、音楽業界同様、農業も様々な意味で過渡期にあると思っています。その中で、農業法人はフロンティアの先頭に立ち、チャレンジする、そういう人達の集まりだと思っています。僕は音楽を通して、そのような方々と一緒にこのイベントに参加します。会場では、子どもも親御さんも農業者も音楽家も、一緒に盛り上がりましょう!


【プロフィール】
 1992年シングル「Woman」が大ヒット、同曲で日本レコード大賞作曲賞を受賞し、第43回紅白歌合戦に出場。 提供曲は、1992年のZOO「Choo Choo TRAIN」(1998年に中西自身がセルフカバー、2003年にはEXILEがカバー)、1998年のBLACK BISCUITS「Timing」、NHKおかあさんといっしょ「ぼよよん行進曲」「まんまるスマイル」など多数。

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~おまけ~
 インタビュー後、ふと「音楽の道を目指されたきっかけは?」とお聞きしたところ「小学校の音楽で“アマリリス”を習った時、高い音からの転調を聞いて、ゾクゾクしたんですよね。それからはもう、そこばっかり繰り返し聞いて。あれが原体験でしたね」とお話しくださいました。“子どもって、どこにスイッチがあるか分からない!”というのも、ファーマーズ&キッズフェスタ的には印象に残りました。
 お忙しいところ、快くご対応いただいた中西圭三さん、本当にありがとうございました。

(取材日:2013/10/01)

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